
業務用で使用されるモズクは、日持ちがいいように、塩蔵処理を行っています。
この塩蔵ですが、生ものの為、絶対に製品が劣化しないというわけではありません。
常温で塩蔵モズクを保管した場合、保管場所によっては、劣化する場合があります。
例えば、室温30度の直射日光の当たる、湿気の多い場所にモズクをおいているとどうなるでしょう?
モズクは、表面にカビが生えてきて、そのまま放置するとだめになってしまいます。
昔は、冷凍庫がなかったので、塩蔵で保存して出来るだけ暗い、湿気のない所で保存したものですが、現在は冷凍設備が整っているので、冷凍で保存するのが長持ちするのは、勿論です。
塩蔵もずくで冷凍すれば、何年も食べられるんでしょ?
時々、こんな質問がありますが、モズク漁師としては、いいえと言います。
塩蔵モズクの場合、当店では冷凍保存で1年と記載しています。
なぜ1年なのか、答えは、塩抜きをしようと洗ったときにわかります。
何年も保管している冷凍の塩蔵モズクを塩抜きするために真水で洗い流してみると、沢山あったはずのモズクがどんどん減っていきます。これは、塩漬けにより、モズクが溶けていまうからなんです。長い間モズクを置いておくと、モズクはどんどん溶けて、食べようとすると、ほとんど残りません。もちろん、この時点で歯ごたえは間違いなくありません。
そのため、私たちは、1年と記載していますが、本当は、今日にでも召し上がってと言いたいところです(笑)